●悪いことしまショ

先日、ABCホールで行われた『悪いことしまショ』の試写会に行ってきた。JR福島駅からスグのハズなのに、めちゃくちゃ迷って死ぬかと思った。
　共立美容外科の提供で、司会進行のお姉ちゃん（おばちゃん）の真っ赤なスリップドレスの、無意味なほど深く切れ込んだスリットがやけに印象に残った。普通、こんな印象的な格好で登場されたら拍手のひとつも起こりそうなのに、会場に集まった映画ファンのみんなは全員退きまくり。「コイツなんちゅう格好しとんねん、勘違い女や」的視線を送っていたに違いない。
　誰も聞いていない共立美容外科の宣伝が終わると、いよいよ映画の始まりだ。『悪いことしまショ』はエリザベス・ハーレーの衣装がとっても可愛い。イブ・サンローランだったかな？登場するたびコスチュームがちがうので、そのコスプレ（？）ぐあいに注目していた。
　テレビCMでもこの映画の内容はバンバン流れている。ドラゴンボールみたいなカンジで（と、いうとかなり語弊があるけれど）悪魔と契約すると6つの願い事が叶う。冴えない主人公の青年（名前忘れた）はいとしい会社のマドンナ（名前忘れた）をゲットするべく魅惑的な悪魔に魂を売り渡す。
　はっきり言って、ストーリーはめちゃくちゃだ。起承転結の「承」ばかりで、破天荒。そりゃ、6つも願いをかなえようとしたら1時間30分じゃ足りないだろう。何で3つくらいにしとかなかったんだろう？脚本はゲーテの『ファウスト』のメフィストフェレスを参考にしてるとか言うけど…、似てるといえばメフィストフェレスの一般イメージを、エリザベス・ハーレーがやったときぐらい？（もともとファウストは全部読んだことないからわかんないけどさ）
　でも、コメディなんだからしようがない。それで納得してしまおう。笑えるとこもあって、面白かったぞ。試写会で見れてよかったという点はある。1，800出してみようという気にはなれん。最近、Hit!!っちゅー映画、ないな。
　今日の郵便物の中に、また試写当選のはがきが届いていた。今度は阪本順治監督の超話題作『新・仁義なき戦い』だ！！トヨエツらぶ！

●今日の晩飯
　焼きビーフン
　?ビーフンをお湯に1分間ひたして戻す。（ひじきみたいにネ）
　?お肉、ピーマン、冷食の中華食材をいためる。塩コショウを忘れずに。
　?お湯を入れてウェイパー（中華スープの素）を溶かす。
　?戻したビーフンをいれて、水気がなくなるまでいためる。
　?フィニッシュにごま油を鍋肌に垂らす。