「ゆっくりさよならをとなえる」川上弘美
2006年5月25日 読書 コメント (1)
最近、ずっとイトヤマアキコ一色だった。
カワカミヒロミの新刊が出ていたので、イトヤマアキコworld→カワカミworldへ移すべく、未読の文庫を読むことにした。
エッセイはあまり読まないのだけど、川上弘美の作品は私が今まで経験したことがない世界・価値観か広がっているので好きだ。
本作も同様、内田百?のような不思議なお話や、食にまつわるおはなしがあって面白かった。
わたしはべつに川上弘美を見たこともないし、友達でもない。ただ、この人は、他人に固執しない、こだわらない、かたよらない人なんだろうなーと思う。作品のどれをとっても主人公は淡々とした性格で、人間の見苦しいところなどあまりでてこない。わたしは友人知人のすべてを知りたいと思う性質なので、一種のあこがれをいだいているのである。
ひとりで喫茶店に行ってコーヒーを飲むことが出来ても、のれんをくぐってお酒と季節の肴を楽しむことが出来ない。
ひとりの時間が大好きなんだけど、ゆっくりゆったりと過ごすことは出来ない。
カワカミヒロミ、恐るべし。である。
カワカミヒロミの新刊が出ていたので、イトヤマアキコworld→カワカミworldへ移すべく、未読の文庫を読むことにした。
エッセイはあまり読まないのだけど、川上弘美の作品は私が今まで経験したことがない世界・価値観か広がっているので好きだ。
本作も同様、内田百?のような不思議なお話や、食にまつわるおはなしがあって面白かった。
わたしはべつに川上弘美を見たこともないし、友達でもない。ただ、この人は、他人に固執しない、こだわらない、かたよらない人なんだろうなーと思う。作品のどれをとっても主人公は淡々とした性格で、人間の見苦しいところなどあまりでてこない。わたしは友人知人のすべてを知りたいと思う性質なので、一種のあこがれをいだいているのである。
ひとりで喫茶店に行ってコーヒーを飲むことが出来ても、のれんをくぐってお酒と季節の肴を楽しむことが出来ない。
ひとりの時間が大好きなんだけど、ゆっくりゆったりと過ごすことは出来ない。
カワカミヒロミ、恐るべし。である。
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