慌しいの1週間だった。
水曜日
葬儀当日
おじさんは交友が広かったようだった
桜が大好きで、いろんな友人を誘って
この春の花見を楽しんでいたらしい。
富山の桜は、ちょうど見頃だった。
火葬場の桜は、せつないほどに美しく
咲き誇るすがたも散り逝くさまも
どれもみな美しく、惜しまれた。
帰路、乗り込んだ特急雷鳥は滋賀の余呉付近で
急停車した。
何事かと思ったら、車内アナウンスで車掌が言う
「鹿をはねたので急停車したもようです」
もういい。 命が消えていくのはつらい。
木曜日
前日は24時前に家に帰り着いた。
水曜の朝、重いカラダを引きずって出社する。
人ひとりが亡くなってしまったというのに
なんだ、このかわり様は。
かくもぶざまに日常に帰する自分はいったいなんだ
それでも身体は疲弊し、睡魔が襲ってくる
つらい
月曜の階段からの転落のせいで右頭部が痛い
右肩が痛い。
寝不足と疲れとがある
悲しみ疲れで頭の中がぎゅうっと苦しい
ある意味、いつものように仕事をすることで忘れられるので助かったのかもしれない
当然のように
タバコと線香の匂いが染み付いた礼服をクリーニングに出しにいく
つらい
つらい
つらい
残業をしてかえってきたダンナは仕事も大変そうだった
普段言わない仕事の愚痴をもらすので
夜遅く最後まで聞いてあげていた
金曜日
朝、身体が重い
ダメだと思った
会社を休んだ。
水曜日
葬儀当日
おじさんは交友が広かったようだった
桜が大好きで、いろんな友人を誘って
この春の花見を楽しんでいたらしい。
富山の桜は、ちょうど見頃だった。
火葬場の桜は、せつないほどに美しく
咲き誇るすがたも散り逝くさまも
どれもみな美しく、惜しまれた。
帰路、乗り込んだ特急雷鳥は滋賀の余呉付近で
急停車した。
何事かと思ったら、車内アナウンスで車掌が言う
「鹿をはねたので急停車したもようです」
もういい。 命が消えていくのはつらい。
木曜日
前日は24時前に家に帰り着いた。
水曜の朝、重いカラダを引きずって出社する。
人ひとりが亡くなってしまったというのに
なんだ、このかわり様は。
かくもぶざまに日常に帰する自分はいったいなんだ
それでも身体は疲弊し、睡魔が襲ってくる
つらい
月曜の階段からの転落のせいで右頭部が痛い
右肩が痛い。
寝不足と疲れとがある
悲しみ疲れで頭の中がぎゅうっと苦しい
ある意味、いつものように仕事をすることで忘れられるので助かったのかもしれない
当然のように
タバコと線香の匂いが染み付いた礼服をクリーニングに出しにいく
つらい
つらい
つらい
残業をしてかえってきたダンナは仕事も大変そうだった
普段言わない仕事の愚痴をもらすので
夜遅く最後まで聞いてあげていた
金曜日
朝、身体が重い
ダメだと思った
会社を休んだ。
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