腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫 も 48-1)
2007年7月11日 読書
文庫 本谷 有希子 講談社 2007/05/15 ￥470
読了
いつも本を読むときは、電車の中でトロトロよんでるんですが
久しぶりに、読むための時間を割いて読みきりました。
「生きてるだけで、愛」より面白いんじゃないかとおもう。
自分は特別、と信じて疑わない澄伽のすがたは
自分を振り返っているようで生生しくて痛い
兄の宍道のような甘えさせてくれる人間についつい寄り添ってしまう
澄伽のような狂気はないにしても
いくつかの同じものを胸のうちに潜めている気がする
あー 映画を見たい。
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