「おくりびと」鑑賞

高校生のとき、私の記憶で「世間で流行っている本」として
この「納棺夫日記」があった。

http://chihosho.seesaa.net/article/107264937.html

調べたら、富山の出版社で桂書房から出てる本だった。
このサイトから伺うに、映画「おくりびと」では主演の本木氏もこの本を繰り返し読んでいるとのことだった。人生のバイブルとも言っている。
しかしながら高校生の私は死への畏怖があって手を出せなかった。

映画本作は、ストーリーが順調に運びすぎる点や
いちいち泣かせようとしたり、感動させようとしてるがいささか否めなかった
いつだって直に「死」に面している話なのだから
私にとって「泣き」映画なのは百も承知なのだけど
それにしても、いろいろな要素がてんこ盛りすぎた気がした。

「穢らわしい」

妻のこのひと言は心から許せない。激しい憤りを感じた。
『職業に貴賎はない』ということを私は人からの受け売りであるが
いまでも強く思っている。
映画本編では最終的に「夫は納棺士なんです」といって前言撤回としているが
それだけではどうも消化しきれない思いが残る。


エンドロール。
脚本だれかと思ったら、小山薫堂だった・・・・
妙に納得させられた。
嫌いではないのだけれど、なんだかなぁ~
パークスで映画見て、なんこめ(小山薫堂プロデュースのフードコート)で
芦生のそば食べる予定だったけど、なんか食べる気がうせた。





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