うーむ、「風の歌-」のほうが面白かったような。
通勤電車の中で朝は眠い目をこすりながら、
夜は重いまぶたをこじ開けて、で読んでるので
物語は隠さず恥ずかしがらずに素直に見せてほしいのです。

魂を揺さぶられる小説が読みたい。

1月7日の日記

2009年1月7日 読書
いまさらながら村上春樹を読んでます。
年譜を適当に追いつつ、よんでます。

途中で違う本も読みます。
年明けて読みきった本は
「海も暮れきる」吉村昭
http://www.amazon.co.jp/%E6%B5%B7%E3%82%82%E6%9A%AE%E3%82%8C%E3%81%8D%E3%82%8B-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%90%89%E6%9D%91-%E6%98%AD/dp/4061835335

「豚キムチにジンクスはあるのか―絲的炊事記-」絲山秋子
http://www.amazon.co.jp/%E8%B1%9A%E3%82%AD%E3%83%A0%E3%83%81%E3%81%AB%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%E2%80%95%E7%B5%B2%E7%9A%84%E7%82%8A%E4%BA%8B%E8%A8%98-%E7%B5%B2%E5%B1%B1-%E7%A7%8B%E5%AD%90/dp/4838717881
これ、笑えます。一人暮らしで炊事経験者ならうけますよ。

「風の歌を聴け」村上春樹
あー描写がうまいなぁ・・・・と。
「アフターダーク」を人から借りて途中でやめてしまった過去があるのに
どうしてデビュー作ではやめなかったんだ?
ノルウェイも面白く読んだし・・・・。今読んでる「1973-」も「風の-」では
物足りなかったところを埋めてくれるかのような箇所がある。
それにしても外国文学をまったく読まない私にとって村上春樹は
外国(主として米国?)の小説を読んでいるかのように思わせる作家になりそうだ。
日本文学とどう違うんだろう・・・・
近現代の小説を読み返したくなった。

ばかもの

2008年12月5日 読書
やっぱりいいなぁイトヤマアキコ。
ものごとがひとつ、終息を迎えようとしていて
さて、つぎはどっちだ?とみちしるべをさがしているところ
人生のセンパイ方は、みな努力と苦労を惜しまず、輝いている。
思春期にはもうすでに「努力」とは逆方向をむいて歩き出していた私としては
憧憬をいだかずにはおれない。
30代、どう美しく生きるか。
とりあえず、ものごとを終わりを見届けられるか否かが問題だ。


>みかんさん

遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます。
いままで気づきませんでした、今年で30歳って。
わたしより年下だったんですかー(゚Д゚;)
深い見識と、ユーモアあふれるブログの読者になってから今日のこの日まで
年上と勝手に思い込んでいました・・・・すみません。
ステキですよ、30代は。いらっしゃいませですよ。




ワインあれこれ

2008年11月13日 読書
ワイン漫画を濫読してます。

神の雫をe-bookoffとやらで購入。
みんなわずらわしく思っているんだろうけど
ブックオフはなんでオンラインショップを2つにしたままなんだろう。

それにしても、ソムリエのワインの例え方って
なんであんなに抒情的なんですかね。
ふつーに、コクがあるとか、まろやかとか、スパイシーとかでいいじゃん。

それとも漫画だから?
いや、昔確かに「草原を駆け抜けるような」とほざいていた
ソムリエをTVでみたぞ。

某店舗で購入
・フレシネ エクセレンシア ナチュレ
・oldcrow
・干し芋焼酎 てんてん
・スーパードライ

夏に立山散策をしました。
それも手伝って、コレを読んでいますが
トレッキングする前に、本著を読んでいたら
足がすくんで一歩として前に進めなかったかもしれない。

久しぶりに質実剛健?な文章を読んでいるような気がします。
初めて読む作家ですが気に入ったので尾崎放哉の「海も暮れきる」を取り寄せました。

うーん、この後に控えているのは
イトヤマアキコだ・・・・

「落下の王国」鑑賞
いやー、かわいいね。
劇中劇の良さもさることながら
大人の事情に戸惑いながら大きくなっていく
健気な少女の姿かとてもいい。
表情がいいね。

クローバー

2008年10月1日 読書
やっぱ、この手の本が好きだ。
簡単で読みやすくて、ざーっと朝と帰りの通勤時間内で読みきってしまいました。
次は京極の幽談。

東京島

2008年9月27日 読書
いつもながらの桐野節サクレツ
こわい、こわいです。
どうしてあんなにエグイ女性ばっかり・・・・
ミロに期待しよう。

いまはもっと平和な本をよんでます。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB-%E5%A5%A5%E7%94%B0-%E8%8B%B1%E6%9C%97/dp/4062132893/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1222495079&sr=1-1
私は3人兄弟の末っ子です、
姉(4つ上)・兄(3つ上)・私という構成なのですが
誕生日にとある所以がありまして
私(祇園祭)、姉(時代祭)なんですよ
兄だけ(葵祭)とはいかなくて。
そこは父母にも頑張って欲しかった~

文蔵

2008年8月6日 読書
  某日、飲み屋のカウンターにて。
  左記のボトルを指差しながら、

この、くまじょうちゅう、ください。
ぶんぞう?ふみぞう?あやぞう?とにかく、ロックで。

  おーだーしたら、ぶんぞうですといわれた。
  『甕仕込みの球磨焼酎』【米】だそうだ。
  ジャケ飲み?のわりにかなり美味かった。
  焼酎バーで猫又焼酎に出会えるまでは、
  コレを第2候補としておこう。

もとやゆきこ「グアム」読了
北陸(方言からして金沢)出身の姉妹と地元で暮らす母親の3人がグアムにてハレーション(?)を起こす話。
相変わらず、出来れば避けて通りたいところを粘質なまでに描写してくるところがホントに気持ちいい。(ドm?)
既読本(生きてるだけ〜,腑抜け〜)とは違い、全体的に救いのある内容でよかった。
今日の夜に発表。されることでしょう。

積読女王

2008年7月3日 読書
芥川と直木賞の候補作が発表された。
◇芥川賞  年齢 候補作             候補回数
磯※憲一郎 43 「眼と太陽」(文芸夏号)       初
 ※は崎の「大」が「立」
岡崎 祥久 39 「ctの深い川の町」(群像6月号)  3
小野 正嗣 37 「マイクロバス」(新潮4月号)    2
木村 紅美 32 「月食の日」(文学界5月号)     初
津村記久子 30 「婚礼、葬礼、その他」(文学界3月号)2
羽田 圭介 22 「走ル」(文芸春号)         初
楊   逸 44 「時が滲(にじ)む朝」(文学界6月号)2
◇直木賞
井上 荒野 47 「切羽(きりは)へ」(新潮社)    2
荻原  浩 52 「愛しの座敷わらし」(朝日新聞出版) 3
新野 剛志 43 「あぽやん」(文芸春秋)       初
三崎 亜記 37 「鼓笛隊の襲来」(光文社)      3
山本 兼一 51 「千両花嫁 とびきり屋見立て帖」(文芸春)2
和田  竜 38 「のぼうの城」(小学館)       

芥川のイソザキ氏って「肝心の子供」の人じゃなかった?
たしか今回の候補作の掲載号の文藝かったときによまなきゃ〜って喜んでた気がする。

未読だけど、イソザキ氏に受賞していただきたい。
いや、受賞しないでほしい・・・・う〜ん、難しいところ。
そういえば、男性作家で好きになったの久しぶりだな。
奈良美那[埋もれる]読了

宝島社の日本ラブストーリー大賞受賞作です。
韓国人男性との恋愛を描いた濃密な描写を含む内容でした。

官能小説にありがちな、ベッドシーンの台詞がすくなくて読みやすかった。
いかに快楽を得ているか(笑)が伝わりやすい。

ベッドシーンって、男性が描写すると
獣が生娘を食い散らかすような、獣姦を連想させる。
おまえは、伏姫と八房か!!(ちょっとちがうけど・・・・)
反対に女性が書くと、どうも
夢見がちな少女小説のようになる。

本作はどちらかといえば後者よりなんだけど
内容が激しいだけに、そこまで「どりーむ」な雰囲気にはなってなかったかと。

・積読単行本
川上弘美
小笠原慧
しまもとりお
イトヤマアキコ

・・・・女性作家ばかりです。

まあまぁだな

2008年5月14日 読書
ブックレビューが使えない。
人から借りて読みました。
長すぎ・・・・

読んでる最中に
百億の昼と千億の夜(萩尾望都/光瀬龍) を幾度となく思い出した。

読まず嫌い

2008年3月11日 読書
児童文学ってあんまり好きじゃありません
だから ゲド戦記やモモも読んだことない
宮沢賢治もない
けれど 人から薦められて購入して読まず嫌いだった灰谷けんじろうを読んだ

電車の中、会社の昼休みに何度涙をこらえたか
名作とはいつの時代になっても色褪せず、ひとのこころをつくものだと痛感
昨今、自分が読んでる小説を思い返させられた

はじめての。

2008年2月17日 読書
東野圭吾はじめてよみました。
あんまり・・・・おもしろくなかったです。
東野ファンの知人にも、あまり・・・という評価でした。
「約束」や「手紙」が面白いそうです。

本屋さんでバカ買い
・風の音がきこえませんか(小笠原慧)
・果てしなき渇き(深町秋生)
・TVブロス(hide表紙)
・オレンジページ(ケンタロウ特集)
・ELLE a table(オリーブオイル特集)
・ユリイカ(中島らも特集)
・Meets(麺特集)
以上。

初、ゆ○たん

2008年1月16日 読書
「世界の終わりの終わり」読了

作家になるのが夢だった青年が、夢を叶えてしまって絶望のふちを這いずり回る話。

創作の苦しみは、一度モノを書いたことがあればダレにでも味わえるだろう。多聞で漏れず、そうそう!とかつての苦しみを代弁してくれるようで気持ちよかった。
この人が書く文体はみんなこんな感じなんだろうか・・・・久しく、この手の文章を読んでなかったので、なんだろう・・・・スニーカー文庫(今もあるのかわからないけど、昔あったライトノベルのシリーズ)を思い出した。
ところでこれは私小説にはいるのか、まったく虚構なのか私には判断がつかない。アマゾンで書評でも見てみようか。

・・・・なるほど。
「同じ句が連続したり、同音異義語を使ったり、」は私もちょっと気になった。というか、イライラしたな。けどまぁ、違う文体に挑戦して欲しいと期待を抱かせる作家でした。

中上健二→吉田修一→ゆやたん・・・・→島本りおに流れるのはちょっとつまらないので、現在は平野啓一郎「あなたが、いなかった、あなた」を選択。ふふ、いいね。やっぱり純文系のほうが好きなのかな〜

読了

2008年1月11日 読書

自分には欲しい本もCDもなかった。新年が始まったばかりなのに、行きたいところも、会いたい人もいなかった。

わたしにもない。渇望するものがない。
無気力にすごす日々を憂い、光代のようになくこともある。
ある日突然やってくるのだ。
つなみのように押し寄せてくるのだ。
大切な人はおるね?

・・・・大切な人と自分に問いかけてちゃんと思い浮かべられたことにほっと胸をなでおろす。
ISBN:4094026118 文庫 中上 健次 小学館 1998/08 ¥830

今読んでるやつ。
昔買ったままで積読状態だった本。
たぶん、重松清を買いたかったはずが間違えてコレを購入したのを覚えている。

いつも読んでる文体と違うので新鮮です。
高村薫、思い出します。

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